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• 建築用語集

■「ら」から始まる用語

■ライフサイクルコスト
建物に対する生涯コスト。建物には初期建設費にかかるイニシャルコストと、その後それを維持するための修繕費や保全費などのランニングコストがある。

■ラスモルタル仕上げ
メタルラスの下地の上にモルタルを塗って仕上げたもの。昔はこの方法で仕上げた壁がとても多かった。

■ラチス
斜めの板やアングルで格子状にしたウェブ。この工法を使って大空間の屋根なども造られる（シェル・単層ラチス構造の名古屋ドームなど）。

■乱子継ぎ
継手の位置を互い違い・交互に継ぐこと。千鳥にすること。接合部あるいは隣面の継ぐ位置が同じ場所にないので強度的に強くなる。

■ランマー
地盤の締め固めのための機械。エンジンを使って振動させ連続して付き固める機械で、均しの点圧に使う小さくて軽量なプレート（プレートランマー）という物もあります。

■リベット接合
鉄骨の接合でガセットプレートなどに真っ赤に熱したリベット（鋲）を鉄砲（ハンマー）で打ち込み、かしめる接合方法。
昔の鉄橋・鉄塔などはこの工法で建てていました（このリベット接合の事を「かしめ」と呼んだりしています）。

■ルーフィング
フェルトにアスファルトを浸透させたシートで屋根の防水などに使われます。

■レイタンス
生コン打ちの後に表面に浮かび上がってくる泥質の皮膜。これを取り除いておかないと打ち継ぎ面の密着性が悪くなる。

■レンタブル比
貸事務所建設において延べ床面積に占める賃貸部分の床面積の割合を示す。通常は基準階で75～85％が必要とされている。

■陸屋根
RCの建物によくみられるほとんど水平の屋根のこと。
普通の屋根と違いほとんど勾配がないので、雨仕舞いには特に気を付けなければなりません。
排水口のオーバーフローも怖いので、定期的な点検も怠らないようにすることが肝要です。