住まいの雑学
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■住まいのちょっとした常識?
床の間と畳の敷き方
- 現在も部屋の位置によって上座・下座などの位置が決められたりする慣わし・作法があります。
- 上座(床の間の在る方)は部屋の入り口から見て奥に造るべきだし(南を除いた方向)、上座に座った人に向かって西日が射すような設計は失礼にあたります。
- これは西日の射す部屋は落ち着かないという事と、家や商売の繁栄のための縁起担ぎからきています。
- 上記のような間取りの場合、床の間や仏壇の上には部屋を造りません。つまり西側のその部分(通常三尺)は下屋にします。
神聖なところを足蹴にするわけには行かないからです。下屋にできない場合は、よく「雲」の御札を貼っていますね。
- 畳の敷き方ですが、床の間があればそれに平行に一枚目の畳を敷きます。それから段々中に向かって渦巻状に敷いて行くのが通常よく見る敷き方ですね。
- 床の間に垂直に縦に敷くのは「床刺し」といって間違った敷き方です。
- ちなみに四畳半の部屋は凶相だとよく聞きます。
数字からくる吉凶やその他の相の理論から四畳半は全てよくないらしく、衰退の相だと言われています。(当たらないとしても、そう言われるとちょっと嫌ですね)
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お年寄りの部屋
- お年寄りが使う部屋は東南か南がよいとされています。子供部屋もそうですが、やはり太陽光線の恩恵を沢山受ける南側がよいのは当然でしょう。
- 病院でお年寄りが沢山いる大部屋などで定期的にベットの移動をするのは、太陽光線があたる場所に寝ている場合とそうじゃない場所に寝ている場合とでは明らかに健康状態に差が出るからです。
自然の恵みとは本当に素晴らしく有り難いものですね。
- 朝の早いお年寄りの方は東の朝日も差し込む東南はとてもお年寄り向きだと思います。
- また、日差しの恩恵があり、風通しも期待できる東南は衛生上もベストと言えるでしょう。
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家の間取り
- 家の間取りと言うのは毎日の生活の使い勝手と、自然と調和しその恵を授かりながら快適に過せるよう計画するべきです。
- 朝太陽が射す東側に、起きて最初に踏み入れる台所を持ってきて、徐々に南から西に動いてゆく太陽に合わせて老人室や居間・玄関・和室と造って行くことは自然の流れだと思います。
- 又、庇を大きく造っていると夏の太陽は高いので直射日光は避けられますし、雨の多い日本では雨じまいにも都合がよいですね。
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